点描新聞『人空羽衣遠』Dziękuję /ジンクイェン/ありがとう
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◆ポーランド概要◆

ポーランド共和国はヨーロッパのほぼ中央に位置し、ドイツ、チェコ、スロバキア、ウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、ロシア(カリーニングラード)の7ヶ国と陸続きで接して、北はバルト海に面しています。 日本との時差は8時間(夏季はサマータイムのため7時間)です。面積は約31万k㎡(日本の北海道と本州を併せたほど)で、人口は約3,800万人です。南部のチェコ国境には2,000メートル級の山岳地帯もありますが、国土の大半は美しい森や平原の広がる平坦な国です。国名の「POLSKA」はポーランド語で「平原」とか「畑」を意味します。総面積は日本よりやや小さいものの、国土の大半が平地ですので、実際ははるかに広く感じます。
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中世ヨーロッパの雰囲気が漂う街並みと薫り高い芸術文化、美しく豊かな自然とゆったりとした空間と時間、誇り高き人々の素朴な生活・・・、ポーランドは魅力に富んだ興味深い国です。南部山岳地帯のザコパネや北部湖沼地帯のマズーリなどは、中欧・東欧の避暑地・観光地としてヨーロッパ各地からたくさんの人々が集まります。
ポーランドは、日本に対する悪意をもって欺瞞に満ちた誹謗中傷を繰り返すどこかの国とは全く違います。「人々の多くがポーランドの東隣は日本であるべきと思っている」とさえ言われるほどの親日国です。距離的には遠く離れていますが、ポーランドの人々は日本の文化や日本という国に好意的で強い関心を寄せています。日本人が見過ごしがちな自国の良さと課題を、そして忘れかけている大切な何かを再認識させてくれるのがポーランドです。ポーランドを理解することは、いろんな意味で自国日本の再発見につながると考えます。次ページ以降では、ポーランドの魅力とともに、ポーランドを通して見えてくる日本についてもお伝えします。
【ポーランド基本情報】
- 面積: 32万2,575平方㎞(日本の約85%)
- 人口: 3,801.4万人(2022年4月:中央統計局)(日本の約30%)
- 公用語: ポーランド語
- 民族: ポーランド人(人口の約97%)
- 宗教: ローマ・カトリック(人口の約88%)
- 政府: アンジェイ・ドゥダ大統領、マテウシュ・モラヴィエツキ首相
- 首都: ワルシャワ
- 通貨: ズロチ(実際は「ズウォティ」と発音、zł若しくはPLNと標記)。 補助通貨は「グロシュ」(100グロシュ=1ズロチ)。 ※交換レート:100円=3.3614ズロチ、1米ドル=4.3520ズロチ、1ユーロ=4.7137ズロチ。(2023年1月20日ポーランド国立銀行レート)
- 経済成長率: 5.9%(2021年:ポーランド中央統計局)
- GDP: 約5,748億ユーロ(2021年:欧州委員会)
- 一人あたりGDP: 15,060ユーロ(2021年:欧州委員会)
- 日本との時差: 日本からマイナス7時間(冬場はマイナス8時間)
- 在留邦人数: 2,058人(2022年10月 海外在留邦人数調査統計令和3年版)
- 進出日系企業: 358社(2021年10月 在ポーランド日本国大使館調べ)
- 日ポ貿易額: 輸出3,682億円 輸入1,282億円(2021年:財務省貿易統計)
- 日ポ貿易主要品目(輸出): 自動車,自動車部品,電気計測器等
- 日ポ貿易主要品目(輸入):一般機器、電気機器、輸送機器等
- 邦人訪問者数: 年間13,654人(2021年:ポーランド中央統計局)
ポーリッシュ ポタリー
素朴で美しいポーランド陶器
ポーリッシュポタリーは、完全な手作りの陶器です。“ポッタリ”と厚みがあり、柄や色合いが何とも言えず素朴で愛らしいので、ヨーロッパやアメリカでは絶大な人気があります。上品な美しさと上質な質感とを備えていますので、来客用の食器として最適です。また、丈夫で壊れにくいので、日常的に使う食器としても大変重宝します。不思議なことに、和食にもよく似合います。もちろん、置物としても楽しめます。
近年日本でも知られるようになったのがボレスワヴィエツ陶器です。特徴は、鳥の目玉のような模様と青主体の色柄です。ポーランド南西部のボレスワヴィエツは、世界的に有名な陶器の町です。毎年8月に行われる陶器祭には、ポーランド陶器に魅せられたたくさんの人が世界中から集まり、人口4万人の町は一時的に人の数が何倍にも膨らむといいます。
ボレスワヴィエツは南西部の中心都市ヴロツワフの北西約60㎞の地にあります。ヴロツワフの南東約60㎞には、オポーレという人口12万人ほどの町があります。ここも愛らしいポーランド陶器で名高い所です。オポレ(オポーレ)陶器は、繊細な花柄模様を主体にした美しい焼き物です。こちらもすべて手作りで、制作者のサインが入っています。
かつてはシレジアあるいはシュレージエンと呼ばれ、ドイツやオーストリアとの間で複雑な国境問題があったこの地方ですが、現在はシロンスクと呼ばれ、ポーランドの経済発展を支える地となっています。そして、ポーランドに進出している250を超える日系企業の多くが、この地方に工場を構えています。



















